
長崎県では経済産業大臣指定伝統的工芸品として三川内焼があります。
三川内焼についてご紹介します。
28代、平戸藩主松浦隆信は三之丞に三川内山に藩用の製陶所を開くことを命じました。寛永十五年、二十九代藩主鎮信は三之丞を皿山棟梁兼代官に任命され、寛永二十年には皿山役所の出張所を木原山と江永山に設置しました。それが三川内三皿山の起こりとなっています。
豊臣秀吉が起こした朝鮮の役を別名、焼物戦争と言います。この時に各地の大名達は秀吉に命じられて、競って朝鮮の陶工を連れ帰りました。二十六代平戸藩主松浦鎮信が慶長三年に連れ帰った陶工の一人の古巨関(こせき)は、藩主の命を受け平戸・中野で最初の窯入れをしました。これが中野窯で三川内焼の始まりです。しかし良い陶石に恵まれなかったために巨関と息子の今村三之丞は、平戸領内を陶石探索の旅に出て最後に落ちついた所が三川内でした。